第60回郡山市こどもまつりで学生らが来場家族をサポート1 ~ユニバーサルデザイン(UD)サポートグループ~
本部リポート 学生の活躍
UDコーナー担当の左から宮野さん、細谷さん、今野さん、関根さん、上田さん
快晴の5月5日こどもの日に、毎年恒例の第60回郡山市こどもまつりがAGCエレクトロニクス郡山カルチャーパークで開催され、多くのこども連れの家族で賑わいました。当日は多くの学生ボランティアと共に日本大学工学部のオープンキャンパス実行委員会の学生らも参加し、主催本部とUD(ユニバーサルデザイン) コーナーの各担当部門で来場家族をサポートしました。一日お疲れ様でした。UDコーナーで担当(細谷心樹さん:建築2年、宮野真衣さん:情報3年、今野遥香さん:生命4年、関根壽陽さん:情報M2年、上田克海さん:情報研究生)を代表して上田さんにご寄稿いただきました。ありがとうございます。
~日本大学大学院にて研究生をしております、上田と申します。今回は知り合いづてに、郡山市こどもまつりのボランティアについて知り、参加させていただきました。私の担当は、ユニバーサルデザインついて地域の方々に理解を広めていく活動を行うブースでした。主に来場者にユニバーサルデザインのグッズに触れていただいたり、ユニバーサルデザインについてのクイズを行ったりする活動を行いました。お子様方にユニバーサルデザインについて紹介するにあたり、ユニバーサルデザインとは何だろうかとご自身で考えていただくようにこだわりました。
ユニバーサルデザインのグッズに触れる体験では、グッズがどういった方に需要があってどう便利なのか来場者の方々に考えていただき、実際に使っていただきました。私も初めて見るグッズが大半で、これらを必要としている方々やその需要を満たす商品設計ついて考える機会となりました。ユニバーサルデザインのクイズでは、日常的な場面で利用する施設にどういった工夫がされていたら様々な人が使いやすいか来場者の方々に考えていただきました。小学生くらいのお子さんはスラスラ解答している子がたくさんいました.逆に園児さんくらいのお子さんだと、どうしたら人に優しくできるかよく考えている子が多かったイメージです。
今回のイベントは子どもの日ということで、お子様を連れてたくさんの親御様に参加いただきました。これからお子さん達が人と関わる上で、人に優しくするにはどうすればいいか親子揃って考えていただくいい機会になったのではないかと思っています。実際に私は、ユニバーサルデザインに助けられる場面があります。車椅子に乗る祖父を連れて外出する際に、建物内をスロープだけで移動できたり、多目的トイレを利用できたりすることで、体の不自由な祖父を外に連れ出すことができています。それらの設備を整えてくださっている方々には日頃からとても感謝しています。
今回のイベントでは、日常的にお世話になっているユニバーサルデザインを広める貴重な機会をいただき、大変嬉しく思います。また、ご一緒に活動してくださった皆様には,心よりお礼申し上げます。~
【写真:UDクイズコーナー/色覚のUDコーナー/UDグッズコーナー】