日本大学工学部校友会長 城座 隆夫(じょうざたかお)
機械工学科第21回卒
校友の皆様におかれましては、益々ご健勝ご活躍のこととお慶び申し上げます。
平素は校友会活動に対しましてご理解とご協力を賜り心より御礼申し上げます。
令和7年4月19日に開催されました通常総会では例年の予算組みに加え、「北桜祭」や「母校を訪ねる会」、学生生活や課外活動、就職支援などを充実させる取り組みや、お米の価格高騰による学食支援を盛り込んだ予算もご承認いただきました。
続いて令和6年度の実績です。
校友会本部が実施した学生へのアンケートに依りますと校友会の認知度は約三割でした。そこで将来、校友会活動を支える学生へ認知度向上のため2月に行われた卒業研究発表審査会後の学食での慰労食事会支援や4月2日の開講式では新入生とご父母に学食での昼食提供を通じて校友会活動への理解を呼びかけました。
10月19日(土)・20日(日)の2日間行われました北桜祭は、各サークルによる展示や模擬店・音楽祭や芸能祭ほか多くの企画があり、天候にも恵まれ盛大に行われました。
19日に開催されたキャンパス散歩ツアーは「母校を訪ねる会」前日にもかかわらず48名の参加をいただきました。
20日の「母校を訪ねる会」は前回まで卒業10・20・30・40・50年の校友が主対象でしたが、今回から卒業55・60年の校友もご招待したところ、この二期だけでも約40名、全体では約160名の参加をいただき、アトラクションでは「まぐろの解体ショー」で振舞われた刺身や卒業生が醸造販売している「あぶくまビール」の提供などで盛会に終了したことをご報告すると共に、ご尽力いただいた関係各位に対しまして御礼申し上げます。
校友会は校友の再会と新しい出会いの場を企画し、学生への支援を基本と捉え、校友の絆をより深く強くすることにより、母校への寄与も充実できると思います。 ご存知の通り少子化の厳しい状況の中、学部の発展は如何に優秀な学生の確保ができるかです。
各地域支部活動の支援をはじめ、校友高校教諭との連携で入学志願者の確保、卒業生の就職先の斡旋など学生の入口から出口までをサポートしております。我々ができることは母校の誇りを持って社会で活躍し、母校愛によって絆を深めていくことではないかと考えております。
結びに校友の皆様のご健勝ご活躍を祈念し、今後も工学部校友会に対して変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。