「ふくしまインフラBASE 2025」 見学報告
~インフラ長寿命化研究会が学生へ専門技術に触れる貴重な場を提供~
高所作業車搭乗体験
~ふくしまインフラ長寿命化研究会(会長:日本大学工学部土木工学科 子田康弘先生)主催、日本大学工学部後援で10月18日、工学部70号館1階で、ふくしまのインフラを守り、未来へ繋げる最新の人・企業・技術・研究に触れる展示交流会「ふくしまインフラBASE 2025」とセミナーが開催されました。
今年は、21社のふくしまインフラ長寿命化研究会会員企業、日本大学工学部の2つの研究室も出展されていました。当日は70号館の1階屋内をメイン会場に、各企業ブースが設けられ、屋外では高所作業車への搭乗体験や路面性状自動測定装置搭載車の展示、特殊工具の体験など普段体験できない貴重なワークショップに人気がありました。各コーナーでは学生へ業務内容の説明やワークショップ体験を働きかけ、学生からは業界の現状や専門技術に対しての質問が投げかけられ、出展企業には工学部卒の社員も多く、先輩との活発なコミュニケーションが見受けられ、微笑ましく思いました。
また後半、講義室では「工学がひらく日本の未来」をテーマとした日本工機株式会社:永瀬淳氏による「宇宙空間における火薬類の利用について」のセミナーも開催され、多くの学生が聴講しました。セミナーでは同企業様が手掛けられた小惑星探査機はやぶさ2の人口クレーター形成のためのインパクター開発談を解りやすく解説していただきました。今回のイベントで、参加学生は将来を考える多くの知見やヒントが得られたのではないでしょうか。開催に尽力・参加いただいた皆様、お疲れ様でした。~
事務局記
【写真:開会/路面性状自動測定装置搭載車/特殊工具体験/企業ブース1/企業ブース2/企業ブース3/企業ブース4/企業ブース5/企業ブース6/セミナー】





