「令和５年度 学術研究報告会」参加報告

教員部会（アカシア教育研究会）の大石祐太さん(静岡県立掛川工業高等学校教諭)から「令和５年度 日本大学工学部　学術研究報告会」に参加された模様をご寄稿いただきました。ありがとうございます。

～令和５年12月２日（土）に日本大学工学部にて学術研究報告会「教育に関する部会」が開催されました。学校法人小池学園武蔵野星城高校(埼玉県越谷市)から高梨雅志先生(土木44回)が「本校のICT化」と題した報告から始まり、午前中はコロナ禍で急速に加速したICTの事例を中心に多く挙げられました。

午後には茨城県立土浦工業高校から仲野一樹先生(建築55回)の「Fラン大卒は高卒以下？工業高校が取り組むべきこと」と題した内容から始まり、工業高校としての取り組み実践を中心に報告がされました。最後は静岡県立島田工業高校から田畑剛先生(建築52回)の「工業高校における学びの基礎診断への取り組み」について、島田工業高校の現状を踏まえて文科省より示されている外部試験の学習評価への利用の実践と結果について報告がありました。

傍聴した先生方はそれぞれの報告に強い関心を持って多くの質問が飛び交いました。また、同日の夜には懇親会が行われ、校友会会長の城座隆夫様も御出席され、校友会と教員、教授のみなさんが一緒となり、今後の工学部発展に向けた情報共有がなされ、充実した一日となりました。～

【写真：報告をする田畑剛先生／懇親会で挨拶をする江黒事務局長】