「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022」見学報告

～11月25・26日に郡山市のビッグパレットで開催された「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022」はロボット関連91団体、航空宇宙関連の46団体が出展し、25日にビジネス向け展示・商談会が、26日は一般向け展示会が行われ、多くの来場者で賑わいました。

会場入口ではインタステラテクノロジズ（株）が開発中の超小型衛星打ち上げ用のロケットZERO：全長２４ｍの原寸大模型を展示、（株）IHI相馬事業所では大きなジェットエンジンのパーツが展示されていました。ロボットのコーナーでは一昨年に、南相馬市に開設された、「福島ロボットテストフィールド」の紹介とそこを活用している企業も多く出展されていました。ドローンも多くの出展があり、スペースエンターテインメントラボラトリーの翼幅６ｍ大型飛行艇型ドローン「HAMADORI6000」は航続時間８時間・航続距離７４０ｋｍのスペックです。多くの出展がみられたドローンは使用目的別でバリエーションが増えていると感じました。

またドローン用パラシュートメーカー等付随企業の出展もありました。ロボットについても、同様に建設・製造・清掃・介護等バリエーションが使用目的によって増えていると思いました。３Dプリンターも金属加工等に、製造業現場への実装が進んでいることを実感しました。～

事務局記　

【写真：講演「次世代モビリティの社会実装に向けて」／福島ロボットテストフィールド展示／（株）人機一体：完全電動パワーショベルのデモ／スペースエンターテインメントラボラトリー：翼幅６ｍ大型飛行艇型ドローン「HAMADORI6000」／NEDO：空力を考慮されたドローン／ガスタービンエンジンを電源とする大型輸送用ドローン／（株）東北エンタープライズ：４足歩行ロボット／（株）リビングロボット：手のひらサイズ多機能ロボット／（株）IHI相馬事業所：ジェットエンジンパーツ／日本化薬（株）：ドローン用パラシュート】