支部・部会リポート:東東海支部リポート
情熱と本音で自社の魅力を後輩学生に語る!
~土木工学科・建築学科学生対象 就職セミナー開催~
矢板橋さんの解説
10月8日、1号館114教室にて、株式会社中村組(本社:静岡県) 土木部工事課:矢板橋尚輝さん(土木69回)が、先輩である同社営業部営業課:寺田雄太郎さん(土木66回)、人事担当:水野さんと共に忙しい中をぬって、土木工学科・建築学科の後輩学生のために来校、約20名の学生が参加し、就職セミナーが開催されました。
寺田さんから今回の趣旨と自身の現況が、水野さんから企業情報・インターンシップ・日大卒社員等の説明が、矢板橋さんから自身を振り返り、「大学時代、これまでの経緯、職場での本音」を、先輩ならではの情熱と学生時代の自分を重ね合わせで自社の魅力をわかりやすく説明されました。最後に同社に内定している土木工学科の4年生から、就職を決めた要因等が述べられ、質疑応答の後、閉会しました。今回セミナーの講師を務められた矢板橋さんに感想を含め、学生時代・仕事への想いを御寄稿いただきました。ありがとうございます。
~お世話になっております。株式会社中村組の矢板橋です。
この度は、日大工学部校友会様からの多大なるご支援のもと、今年度も弊社の企業説明会を無事に開催することができました。心より御礼申し上げます。
本説明会は今年で8年目を迎えました。開始当初は数名規模での開催でしたが、現在では数十名の学生にご参加いただけるまでに成長し、毎年、元気とやる気に満ちた学生が弊社の門を叩いてくれています。私自身も、今から6年前、就職活動を目前に控えた大学3年生の時にこの説明会へ参加し、弊社に興味を持ちました。その後、インターンシップへの参加や採用試験までの過程で、親身に対応していただいたことが入社を決意した大きな理由です。
現在は入社5年目となり、国土交通省発注工事の現場代理人として、施工管理業務に携わっています。入社1~3年目は現場の段取りや測量、安全管理を主に担当していましたが、現在は工程・品質・原価管理、さらには発注者対応まで徐々に任せていただいております。
仕事のやりがいとして特に印象に残っているのは、2~4年目に従事した高規格道路事業です。配属当初は何もなかった土地に、2年後には高さ10mを超えるコンクリート構造物が完成しました。完成時にそれを見上げた瞬間、この土地に長く残るものを自分たちの手で造り上げたという大きな達成感を強く感じました。やりがいは人それぞれですが、完成時の達成感は他ではなかなか味わえないものだと感じています。
また、社内には工学部出身者が多く在籍しており、土木・建築を問わず各工事で活躍しています。年齢の近い相談相手が身近にいることは非常に心強く、仕事以外でも交流があり、工学部出身者同士のつながりはとても深いものがあります。
最後に、就職活動を控え、業界や企業選びに迷っている方、インターンシップへの参加をためらっている方も多いかと思います。私自身も当時は「何日も参加しなければならないのでは」「堅い雰囲気なのでは」と不安に感じていました。しかし、人事担当の水野から「1dayでいいし、手ぶらで大丈夫」という言葉をかけてもらい、気軽な気持ちで参加したことが、今につながっています。
日程や日数、見学したい内容など、ご希望に応じて柔軟に対応可能です。まずはこの業界の扉を少し覗いてみる、そんな気持ちで構いませんので、ぜひご参加・ご応募をお待ちしております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。~
■ホームページ:株式会社中村組
【写真:寺田さん/水野さん/内定学生/弁士の皆さん/会場様子1/会場様子2】





