「徳定川・古川池清掃2025秋」「懇親会」参加校友
~母校恩師、校友、後輩学生と共に~
交流会で参加学生と語る小柳さん(中央)
11月8日午後に古川池愛護会(髙橋晋也会長)、地域住民、工学部学生・教員・卒業生、高校生による、古川池(徳定川)の清掃作業 秋の活動が行われました。本活動は本年で26年目を迎えます。清掃作業終了後には「「学生との懇親会」も開催されました。
今回参加されました、日栄地質測量設計株式会社(福島県いわき市本社)設計部エンジニアの小柳雄基さんに、お仕事へ想いと今回の「古川池(徳田川)清掃活動と懇親会」参加について御寄稿いただきました。ありがとうございます。今後の小柳さんのご活躍を祈念いたします。
~私は、地元福島県いわき市に本社を構える日栄地質測量設計株式会社の設計部として勤務しております。今回、古川池(徳定川)の清掃活動と懇親会に参加させていただき、地域に根ざした取り組みに関わる大変貴重な機会となりました。
私の仕事は、建設コンサルタントという業種で、道路・橋梁等のインフラ整備実現のために調査・計画・設計に関する技術コンサルティングサービスを行う仕事です。地域の安全と暮らしを支える基盤づくりに携わるものであり、土木技術者として社会に貢献する責任とやりがいを日々感じています。地質調査や測量、設計といった業務は、インフラ整備の根幹を担う重要な役割であり、表には見えにくい部分も多くありますが、その一つひとつが地域の安心・安全につながっていくことを常に意識しながら取り組んでいます。大学で学んだ知識や経験は今でも大きな支えとなっており、社会人となった今も技術者として継続して成長していきたいという思いを強く持っています。
今回の清掃活動では、地域住民の皆さま、学生、教員、卒業生など、多くの方々と協力しながら作業を進める中で、環境保全への意識の高さや、地域を大切にする姿勢に触れることができました。毎年続けられてきたこの活動が26年目を迎え、古川池の改修も始まったと聞き、継続することの大事さと本活動の意義の大きさを改めて実感しました。また、作業後の懇親会では、学生の皆さんと交流する機会をいただき、土木分野を志す世代の考えや熱意に触れて、大きな刺激を受けました。特に今の学生は自分が学生の頃に抱いていた思い以上にしっかりと自分の将来を考えていることも実感し、改めて土木技術者としての姿勢とこれからの取り組み方を見つめ直す良い機会にもなりました。
このような地域に根ざした活動に参加することで、普段の仕事だけでは得られない学びや気づきを得ることができました。今後も地域に寄り添いながら、より良い社会づくりに微力ながら貢献していきたいと考えております。今回の活動に携わる機会をいただき、心より感謝申し上げます。~

■ホームページ:日栄地質測量設計株式会社
【写真:清掃活動出発/交流会で参加学生とコミュニケーション】





